I-SAC MXは32bit浮動小数点DSPを採用した高速演算に加え、内部にモーションコントロール機能を備えたI-SACシリーズの最上位機種です。従来のF2型に比べ汎用入出力I/0点数を大幅に増加、より柔軟にお客様のニーズにお答えできるようになりました。
■モーションプログラム機能
あらかじめ動作プロファイルをⅠ-SAC MXに設定し、自動的にそのプロファイルにしたがって制御を行わせることができます。
もちろんPLC等上位機器から目標値を与える構成でも使用できます。
■豊富な各種汎用入出力信号
サーボON/OFF、自動原点検索入力やインポジション出力など豊富な汎用入出力信号を備え、 PLCなど上位機器との接続が容易になりました。
■1台で二軸独立制御、軸切り替えも可能
独立に制御可能なコントローラを2組内蔵。割御中での軸切り替えも可能。初めに位置決め制御を行い、圧力制御に切り替えるなどのアプリケーションにも柔軟に対応します。
<I-SACを使った制御実験の一例をご紹介します>
■慣性の大きい空圧位置決め制御:1分35秒 ■慣性の大きい油圧位置決め制御:1分30秒 ■ステップ応答(空圧):1分03秒 ■内部モデルについて(空圧):1分09秒【チャンネル1】
①指令入力
V.I.D.O
②フィードバック入力
V.I.D.O
③操作出力
V.I
【チャンネル2】
④指令入力
V.I.D.O
⑤フィードバック入力
V.I.D.O
⑥操作出力
V.I
【シンボル】
指令/フィードバック
V:アナログ電圧(±10V)
I :アナログ電流(士20mA)
D:デジタル差動ドライバ
O:デジタルオープンコレクタ
出力
V:電圧出力 ±10V
I :電流出力 ±50mA (負荷200ΩMAX)