CSセンサは機械的接点を持たない検出方式を採用した無接点リミットスイッチです。CSCコントローラとの組み合わせにより、前進側および後退側で接点出力が得られます。コントローラのトリマーで接点出力位置をそれぞれ独立に調整することができます。センサロッド部は完全密閉構造のため、油空圧シリンダに内蔵可能です。
センサロッド内部にコイルが内蔵されており、マグネットの位置によってコイルのインダクタンスが変化することを利用してマグネットの位置を検知します。センサにはリードスイッチのような接点や機械的劣化の生じる部品がなく、長寿命・高信頼性を有します。
また出力位置をコントローラで調整できるため、従来のリードスイッチのように調整のために取付け機器に近づく必要がなく、機器から離れた場所での調整が可能です。
有効ストローク | 15~1000mm※ | 出力位置調整範囲 | ±6mm(前進側)/±10mm(後退側) | |
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温度特性 | ±5μm/℃(センサ) ±20μm/℃(コントローラ) |
オープンコレクタ出力(標準) | 30V 0.1A | |
リレー出力 (オプション) |
定格負荷 AC250V 2A/DC30V 2A 1a接点 | 駆動周波数 | 10kHz | |
電源および消費電流 | DC24V 0.1A | 耐圧 | 35MPa(プローブロッド部) | |
使用温度範囲 | -40~100℃(センサー) 0~60℃(コントローラ) |
耐振 | 6G(または40Hz 2mmp-p) | |
耐衝撃 | 100G(2msec) | 保護規格 | IP67(10kPa、30min)(センサ) |
※センサは15mm~1000mmの任意の有効ストロークで製作可能です。有効ストローク15mm以下の場合はご相談ください。
外形図の前進側動作位置40mmおよび後退側動作位置30mmは各々40mm以上、30mm以上の任意の長さで製作可能です。
※CSMマグネットをフロートに代えてフロートスイッチとして製作することも可能です(別途お問い合わせください)。
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