本モジュールは、IRDシリーズのGMRセンサ(耐環境型リニアエンコーダ)変換器モジュールです。
GMRセンサシリーズを最大2軸まで接続でき、スリーブ位置を任意の分解能で変換します。
<特長>
・IRDS-VR10-L:1軸のGMRセンサの位置データを取得
・IRDS-VR20-L:2軸のGMRセンサの位置データを取得
・IRDマスタモジュールを通して産業用ネットワーク
(CC-Link, CC-Link IE Field, EtherNet/IP, EtherCAT, PROFIBUS)へ転送
・他のスレーブモジュールからアナログ出力(IRDS-AIO, IRDS-AO4)またはディジタル出力(IRDS-DO)
・マスタモジュールを通して、産業用ネットワーク上位機器
または専用Windowsソフトウェア(IRD Manager)から内部設定を変更
・産業用ネットワーク上位機器またはIRD Managerにてプリセット入力フラグ/警報出力フラグ
(IRDS-VR10-L-Z のみ外部プリセット入力/警報出力有)
・上下限のリミット出力機能:しきい値を任意で設定可能
・自己診断機能:センサ接続異常、モジュール電源異常
・RoHS指令対応
<ダウンロードファイル>
・カタログ(日本語):2016030500G版
・カタログ(英語):202005G
・取説(日本語):2014年9月2日 初版
・CADデータ:IRDS-VR-L.dxf
・設定ソフト:IRD_Manager(ダウンロードはこちらから)
産業用ネットワークシステム
産業用ネットワーク通信機能を持つマスタモジュールは、全てのスレーブモジュールデータを一括して
産業用ネットワーク(CC-Link, EtherNet/IP, PROFIBUS, EtherCAT)に転送し、
上位機器(PLCやPC)とのデータ交換を行えます。
自動転送
自動転送は、上位機器による処理を必要とせず、スレーブモジュール間で自律的にデータ交換する機能です。
この機能により、産業用ネットワークや上位機器の転送処理遅延はなく、
高速(0.2~2.4msec、構成モジュール数や種類による)でデータの転送が可能です。
位置検出軸数 | IRDS-VR10-L:1軸 IRDS-VR20-L:2軸 |
データ | 符号付き32bitバイナリデータ (13bitアブソリュート+19bitピッチカウント値) |
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検出可能速度 | 最大64m/s | 更新周期 | 0.2ms |
製品名 | 区分 | モジュール種別 | 機能 | 消費メモリブロック | 入力バイト数 | 出力バイト数 | 特長 | - |
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スレーブ | 耐環境型リニア エンコーダ 変換器 |
耐環境型GMR センサ変換器 (1軸,2軸) |
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