サンテスト株式会社

GYDC-05 デジタルコントローラコントローラ

磁歪式リニアセンサ

GYDC-05 デジタルコントローラ

GYDC-05 デジタルコントローラ写真

マグネットの位置を最小分解能1μmのデジタル出力(パラレル)を達成し、

同時に位置または速度(オプション)のアナログ出力も可能としたコントローラです。

オプションでSSI、インクリメンタル出力も追加できます。

(パラレル出力のみ必要な方は、「GYDC-S1」をお選び下さい。)
また2個のマグネットを使用して2点間距離や各々の位置を出力できます。

オプションで高速サンプリングや、PNP出力の対応も可能です。

また別売の機器(ソフト付き)(型式:GPM)により客先でゼロ/フルスケール点の調整、

及び分解能や出力方向の変更が可能です。

ノイズキャンセル機能
GPM設定
オートキャリブレーション対応

【オートキャリブレーション】
 オートキャリブレーション対応のプローブ(GYSE-R, GYMR6, GYKMR, GYRHP-MR6)と

 組合わせた場合、センサ交換時に発生するズレ(センサの個体差による誤差)を自動的に

 無くなりますので、互換性を高めることが出来ます。


<ダウンロードファイル>
 ・GY総合カタログ「GY22-017J」:62ページ、63ページ

 ・取説(日本語):2024年5月23日 第34B版

 ・GY総合カタログ(英語)「GY22-017E」:62ページ、63ページ

 ・取説(英語):2021年4月21日 第14版

 ・CADデータ:GYDC-05_cad.dxf

こんな方にオススメです

  • GYセンサ用のデジタル出力のコントローラをお探しの方
  • SSI出力, A/B相パルス出力のコントローラをお探しの方
  • オプションでPNP出力に対応可能
  • 特長・機能
  • 仕様
  • 同カテゴリ製品との比較

製品の特長

パラメータの自由設定

別売の機器(ソフト付き)(型式:GPM)により 客先でゼロ/フルスケール点の調整、出力方向の変更が可能です。

オートキャリブレーション

オートキャリブレーション対応のプローブ(GYMR6, GYSE-R, GYKMR, GYRHP-MR6)と組合わせた場合、
センサ交換時に発生するズレ(センサの個体差による誤差)が自動的に無くなりますので、
互換性を高めることが出来ます。

性能

仕様

デジタル位置出力
(24bit)
パラレル、バイナリ(*1)、負論理(*2)
(オプション:SSIまたはA/B相パルス出力追加)
デジタル分解能 標準0.01mm(最小0.001mm)(*3)
0.1mm(*4)
アナログ位置出力
(OUT1)(OUT2)
0~10V
(負荷電流Max.5mA、負荷抵抗Min.2kΩ)
または 4~20mA(負荷抵抗Max.500Ω)
アナログ分解能 16bit(1/65536)(*3)
0.01%FS以下(*4)
アナログ速度出力
(OUT2)(オプション)
±10V または 4~20mA 警報出力(*5) オープンコレクタ 0.1A 30VDC
供給電源 標準:+24VDC±5%(150mA以下) サンプリング周波数(*6) 標準1kHz(ロッド全長 1300mmまで)
温度特性 ±10ppmFS/℃以下 使用温度範囲 0~65℃
保存温度範囲 -20~75℃
オプション品 GPM設定器

 ・上記精度は有効ストローク300mm以上のセンサに適用されます。
  300mm未満のセンサは300mmのセンサ仕様と同等になります。
 (*1)スイッチによりグレイへ変更可能
 (*2)Tr ON時:出力「0」
 (*3)プローブ: GYSE-R, GYcRS, GYMR5, GYMR6,
         GYKMR, GYRHP-MR6, GYFRS, EX-GYdT-RS接続時
 (*4)プローブ: GYGS, GYMS, GYPM, GYPMR, GYcRP, GYHR,
         GYHTR, EX-GYdS-RP, IGY4, GYPE2K接続時
 (*5)ケーブル断線及びマグネット外れ
 (*6)サンプリング周波数は、オプションで最大3.75kHzまで高速化することが可能です。
   但しロッド全長に依存(型式⑩オプション欄に記載)し、また消費電流も異なります。

型式

①デジタル出力
 1:標準(パラレル出力、バイナリ、負論理)
 2100:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:1MHz)
 2200:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:500kHz)
    (②分解能:D7, D8の時の標準)
 2300:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:250kHz)
    (②分解能:D2~D5の時の標準)
 2400:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:125kHz)
 2600:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:31kHz)
 2700:疑似インクリメンタル出力の追加(パルス周波数:15kHz)
 005A:非同期SSI出力の追加
 005S:同期SSI出力の追加


 ・選択した分解能とパルス周波数により、マグネットの最大速度が異なります。
  標準設定時の速度は下表の通りです。

 

分解能パルス周波数マグネット最大速度
0.1mm250kHz(※)15m/sec
0.05mm250kHz(※)15m/sec
0.01mm250kHz8m/sec
0.005mm250kHz4m/sec
0.002mm500kHz3.2m/sec
0.001mm500kHz1.6m/sec
 ※ノイズキャンセル機能の制約による
 (注)A/B相パルス出力とSSI出力の両方とも出力することは可能です。
    その場合の型式は、例えば「225A」となります。


②分解能
 D2:0.1mm
 D3:0.05mm
 D4:0.01mm
 D5:0.005mm
 D7:0.002mm
 D8:0.001mm

 「D4」が標準: GYSE-R, GYcRS, GYMR5, GYMR6,
         GYKMR, GYRHP-MR6, GYFRS, EX-GYdT-RS
 「D2」のみ対応: GYGS, GYMS, GYPM, GYPMR, GYcRP, GYHR,
          GYHTR, EX-GYdS-RP, IGY4, GYPE2K


③出力方向
 D:マグネットが先端へ移動時増加
 R:マグネットが先端へ移動時減少


④接続プローブ
 MR6:GYMR6プローブ
 SR:GYSE-Rプローブ
 RS:GYcRSプローブ
 RP:GYcRPプローブ
 R5:GYMR5プローブ
 FS:GYFRSプローブ
 HTR:GYHTRプローブ
 HR24:GYHRプローブ
 GS:GYGSプローブ
 PM:GYPMプローブ
 P2:GYPE2Kプローブ
 PR:GYPMRプローブ
 KMR:GYKMRプローブ
 PMR6:GYRHP-MR6プローブ
 ETS:EX-GYdT-RSプローブ
 ESP:EX-GYdS-RPプローブ
 I4:IGY4プローブ


⑤有効ストローク(mm)


⑥根元デッドゾーン(mm)
 :接続するプローブを寸法に合わせる


⑦組合せマグネットまたはフロート
 

マグネットフロート
MG0:No.Φ
M0SM:No.ΦSPM
M0LM:No.ΦLPM
M2P:No.2P
M2PN:No.2PN
M3:No.3
M11:No.11
M11N:No.11N
T142:No.T14-M2
T144:No.T14-M4
T162:No.T16-M2
T163:No.T16-M3
BA:No.2KYN-17-LG
F28S:Φ28SUS316L
F30S:Φ30SUS316L
F40S:Φ40SUS316(B)
F42S:Φ43SUS316L
F50S:Φ50SUS316L
F54S:Φ54SUS304
F25N:RF-A10
F28N:RF-A6
 ・上記以外のマグネット/フロートは、別途ご相談下さい。
 ・この型式はプローブと組合せるマグネット/フロートを指定するのみ。
 ・マグネット/フロートが必要な場合は、別途ご注文下さい。


⑧アナログ位置出力(OUT1)
 AD:0~10V(ロッド先端へ移動時、増加動作)
 AR:10~0V(ロッド先端へ移動時、減少動作)
 BD:4~20mA(ロッド先端へ移動時、増加動作)
 BR:20~4mA(ロッド先端へ移動時、減少動作)
 CD:バイポーラ出力(-~+V)
     (例えば CD10:-10~10V)
 CR:バイポーラ出力(~-V)
     (例えば CR10:10~-10V)
 V Z/F:指定値電圧
    (例えば V1/5:1~5V、V9.5/0.5:9.5~0.5V)
 I Z/F:指定値電流
    (例えば I5.2/20:5.2~20mA、I18/5:18~5mA)
 【Z=ゼロ点(根元)の出力値、F=フルスケール点(先端)の出力値】


⑨アナログ出力の追加オプション(OUT2)
 ・N:オプション不要(標準)
 ・位置出力の場合:⑧から選択
 ・速度出力の場合(注1)
  VA[  ]:±10V
  WB[  ]:4~20mA
  [  ]:最大速度(1.00~999mm/sec)
   <有効数字3桁、小数点はRで表記>

 (注1)
  VAはマグネット停止時に0V、プローブ先端へ移動時に+10Vです。
   (プローブ根元へ移動時に-10Vです。)
  WBはマグネット停止時に4mA、移動方向に関係なく
   最大速度時に20mAです。


⑩供給電源電圧 ←(注2)
  24S:+24VDC(標準)
  15S:+15VDC(オプション)
  12S:+12VDC(オプション)
  15W:±15VDC(オプション)

 
  (注2)GY総合カタログ(GY22-017J)では ⑩供給電源電圧 は記載されておりません。
    次回のカタログ改修時に追記致します。(記:2023/5/23)

⑪オプション
  2ME:2点各々の位置データ出力(アナログ出力)(※)
  2MR:2点間の位置データ出力(OUT1のみ。アナログ出力)(※)
  X2:2kHzサンプリング(ロッド全長:700mm以下)
  X3:3kHzサンプリング(ロッド全長:500mm以下)
  X4:3.75kHzサンプリング(ロッド全長:400mm以下)
  P :PNP出力  ←(注3)
  HS:防湿絶縁材コーティング


  ※ 2マグネットオプション
   ・マグネット間距離は最低75mm以上確保して下さい。
    (但しマグネットの種類によって最小マグネット間距離は異なります。)
   ・No.2PN, No.11Nマグネット以外の場合はご相談下さい。


  (注3)GY総合カタログ(GY22-017J)では「P:PNP出力」は誤って消されております。設定可能です。
    次回のカタログ改修時に修正致します。(記:2022/11/21)

外形寸法図

コントローラ   結線表   パラレル入出力コネクタ端子  
拡大する 拡大する 拡大する

<別途(有償)>
・出力コネクタ単品:型式 CN-DC05-0
・出力コネクタ付きケーブル3m:型式 CN-DC05-3


 (注)この記載内容は、GY総合カタログ(GY22-017J)の62ページの
  「GYDC-05/ 外形寸法図/ コントローラ図面の下のコメント」
  からの変更となります。
  GY総合カタログは次回改版時に修正致します。(記:2023/3/20)

コントローラ

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電圧
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